カテゴリ:田舎暮らしの結家不動産.comスタッフブログ / 投稿日付:2025/09/14 17:53
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毎日暑い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか?
そんな暑い中にもかかわらず、但馬地方を代表する小京都「出石町」を訪ねてみました!
そんな出石の町から、今回は明治生まれの時計台「辰鼓楼(しんころう)」&夏の風物詩「出石焼」の風鈴のご紹介です!

出石と言えばこちら!
パンフレットなどで見かけたことのある方も多いのでは?
そうです!
出石の代名詞ともいえるまさにシンボルタワー!
明治の時代から今なお時を刻み続ける「辰鼓楼(しんころう)」です!

石垣の上に建つ姿はまるで小さなお城のよう!
そんな「辰鼓楼」、出石城旧三の丸大手門脇の櫓台にある時計台で、
本体は明治4年(1871年)、太鼓を鳴らして時を知らせる楼閣として建てられました!
昔は太鼓で時を知らせていたんですね!
さすがは明治時代といったところでしょうか!
そんな辰鼓楼の太鼓が時計台になったきっかけは、地元の医師だった池口忠恕(ちゅうじょ)氏が、
明治14年(1881年)に大時計を寄贈したことに始まります。
城下町で開業していた蘭方医、池口医師。
池口医師が大病を患った際、多くの人々が病気快癒の願掛けをし、そんな人々へのお礼として、
池口氏が私費を投じて機械式大時計を取り寄せて寄贈し、時計仕掛けの時計台「辰鼓楼」へと進化したわけです!
ちなみに現在の辰鼓楼は電波式の4代目。大時計は直径1.9メートルもあるそうです!

そんな辰鼓楼、元は出石城の大手門があった場所で、やぐら台の石垣部分はそのまま基礎として利用され、
更に木造4層建ての内部には出石城の廃材も活用されています!
つまり!
日本人特有の「もったいない精神」、今風にいうなればサステナブルな社会を目指す精神を先取りした建築物だったんです!

ちなみに辰鼓楼(しんころう)とは、当時塔の上部で1時間ごとに太鼓をたたいて時刻を知らせていたため、
時を意味する「辰」と太鼓の「鼓」を合わせて辰鼓楼(しんころう)と名付けられたそうです!

そんな辰鼓楼。
その歴史がここ観光案内にしっかりと刻まれています!
が、
ここにきて衝撃の新事実が!
札幌市時計台と並んで日本最古の時計台として紹介されてきた辰鼓楼。
最近になって明治14年(1881)9月8日から動き出したことが判明!
同年8月12日に稼働した札幌市時計台の27日後。
つまり「辰鼓楼」は日本で2番目に古い時計台でした」ということなんです!
しかし、この事実は辰鼓楼創建150周年の節目に堂々と発表し、町の人々は
「日本で2番目に古い時計台」辰鼓楼を町のシンボルとして今も変わらず誇りとしています!
「2位じゃダメなんでしょうか?」
そんなことはありません!
全然いいんです!!
そんな辰鼓楼、時計台として稼働した9月8日の「いずし時の記念日」には、普段入れない辰鼓楼の内部が一般公開される貴重な日!
興味のおありの方はぜひどうぞ!
そんな城下町出石、実は夏に訪れるとまた違った風流な夏の風物詩があるんです!

それがこちら!
出石城跡の横を流れる谷山川の両岸に張られたロープに吊り下げられた風鈴の数々!
毎年夏になると出石特産の出石焼で作られた風鈴が所狭しと涼しげな音色を奏でるんです!

ひとつひとつは小さいですが、こちらに吊り下げられた風鈴の数はなんと約400個!
まさに圧巻です!
が、
こうなるともうチリンチリンどころの騒ぎではない気が。。。

高く澄んだ音が特徴の出石焼の風鈴。
そもそも出石焼とは、兵庫県の豊岡市出石町で作られている磁器で国内でも珍しい白磁なんです!出石名物の出石皿そばの器にも用いられる地元に愛される伝統的な焼物なんですね!

但馬地方を代表する小京都、出石。
最近では映画「国宝」のロケ地としても有名になりました!
しかし、今回ご紹介の辰鼓楼をはじめ昔から変わらない風情が漂う素晴らしい町です!
豊岡や城崎と一緒に巡ることが多いようですが、出石にクローズアップして旅を楽しむのも良いのではないでしょうか!
以上、明治生まれの時計台「辰鼓楼(しんころう)」&夏の風物詩「出石焼」の風鈴のご紹介でした!
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